イカ
イカってのは、魚とは少し時間の流れ方が違う相手だ。夜の港、常夜灯、沈める時間、止める間。 速さより、待つことのうまさが問われる。だからこそ、はまる人は深くはまるんだよ。
漁師じいさんの話
イカはな、魚みたいに「来た!」って騒がしい相手じゃない。ふっと乗る。静かに抱く。 こっちが落ち着いていないと、その感じを見落とす。
夜の港でイカを待ってる時間ってのは、釣りというより海と灯りの間に立ってる感じがするんだ。
どんな生きものか
イカは、日本の沿岸の釣りで非常に人気の高い相手です。魚とは違う反応の出方、夜の港との相性、 食文化での高い人気など、独特の魅力を持っています。
いちばんいい季節
秋の印象が強く、夜の海がいちばんきれいに見える季節とよく似合います。秋の港の釣りを語るなら、 イカは外せない存在です。
どこで出会うか
港、防波堤、常夜灯まわり、潮通しのよい岸壁などで印象が強い相手です。全国の沿岸で親しまれていますが、 地域によってイカとの付き合い方に少しずつ違いがあります。
どう釣るか
エギングが代表的な釣り方です。投げて、沈めて、しゃくって、止める。大切なのは、動かすことより、 止める時間と沈める時間を理解することです。魚より、少し“間”の釣りに近い相手です。
向いている道具
- エギング入門セット
- エギの使い方を覚える
- 夜釣り向けのライト
- 港や堤防で扱いやすいロッドとリール
釣り場でのひとこと
イカは、急ぐ人には少し遠い相手だ。沈める時間、止める時間、ラインの変化を見る目。 落ち着いて海を見られるようになると、この相手は急に近くなる。
イカは、“待つのがうまい釣り人”に答えを返してくる相手なんだ。
食べ方と文化
刺身、焼き物、煮物、干物。イカは日本の食卓で非常に人気が高く、地域ごとの料理も豊富です。 釣って楽しく、食べてうれしい代表的な沿岸の相手です。